柳ケ瀬グラッスル35 ４階にある岐阜市柳ケ瀬子育て支援施設ツナグテに行ってみました Vol.1 ふぁみりーエリア

2023年に柳ケ瀬グラッスル35の４階にオープンした岐阜市柳ケ瀬子育て支援施設「ツナグテ」は、「あそび場はまなび場」をコンセプトに、遊びを通して学び、成長し、探求力を高めることを目指した施設。天候に関係なく親子で遊べる場所として、子育て中のファミリーから注目を集めています。

誰でもゆったりと利用できる「ふぁみりーエリア」へ

まず向かったのは、親子でゆったりと時間を過ごせる「ふぁみりーエリア」。ツナグテの総合窓口を過ぎると、たくさんの絵本を自由に読むことができる「ふれあいひろば」が広がります。こちらには、岐阜市立図書館と連携して図書館司書さんが選んだ絵本がズラリ。図書館の本も100冊ほど置いてあるので、「ここで読んだ本の続きを読みたい！」という時は、図書館へ行けば借りることができます。

また月１回、図書館司書さんによる読み聞かせイベントも行われています。お子さんはもちろん、パパやママも絵本の楽しい読み聞かせ方の参考にしてみてはいかがでしょうか。

現在、岐阜市では図書館ではじめて利用カードを作った赤ちゃん（令和５年４月１日以降生まれ）へ、絵本を１冊プレゼントしています。こうした機会を通じて、絵本が親子の楽しいコミュニケーションのきっかけになるといいですね。

絵本プレゼントの詳細は、以下のホームページを確認してください。

岐阜市立図書館「はじめての図書館」

https://g-mediacosmos.jp/lib/kodomo/hajimete/index.html

子育てについて学んだり相談したりできるスペースも

ふぁみりーエリアの奥には、子育てに関する講座やイベントなどができる「まなべルーム」があります。１時間700円で借りることができるので（事前予約制）、パパやママ同士の交流の場としても活用できそうです。また、子育て相談ができる個室の「そうだんしつ」も設けられていて、電話または窓口で予約をすれば、相談員（保育士）に子育ての悩みや心配事などを話すことができます。

このほかにも、ふぁみりーエリアには岐阜市で子育てをするパパやママが知りたい情報もたくさん掲示されています。子育ては不安や悩みがつきないもの。１人で悩まず、こうした施設を利用して、辛い時期を乗り切りましょう！

一時預かりができるのも、パパやママにはうれしいポイント！

「ツナグテ」には、保育士２名が常駐し、就学前のお子さんを一時預かりしてくれる「あずかルーム」も完備されています。平日は１人あたり１時間700円、土日祝は800円で、１日３時間を上限に利用が可能。同じツナグテ内の「きっずエリア（有料エリア）」で幼稚園や小学校のお子さんを遊ばせる間、小さなお子さんを見ていてほしい。少しの間、大人だけでショッピングや美容院に行きたい。そんなパパやママは、ぜひ活用してみてください！

パパやママと子どもたちの絆を築ける場所に

オープン直後から多くの親子が訪れているツナグテ。金子由明施設長に、この施設に込めた思いを聞くと、特にふぁみりーエリアについては「子育て中のパパやママが気軽に利用してもらい、子育てを楽しんでもらえること」を目指していると話します。

「ここで絵本の良さを知って、図書館にも足を運んでもらったり、日々の子育てに役立つ情報をキャッチして、他の施設も活用してもらったりと、この場所から子育ての楽しさを広げてもらえればと思っています。子育てに希望と安心のあるまちを目指して、地域の子育て力向上の発信地になればいいですね」

帰る時に『まだ帰りたくない！』と言う子どもたちの声が「なによりのほめ言葉」と、顔をほころばせる金子施設長。また、お子さんが楽しめるだけでなく、大人も本や雑誌を読みながら癒される空間であってほしいと、パパやママへメッセージを送ります。「ママはもちろん、パパも親子でよく訪れています。遊び疲れて少しゆっくりと休憩しながら、子どもたちの様子を見守っている姿がよく見られますね。遊びに来るのはもちろんのこと、遊びの合間に訪れる休憩所としても、ぜひ活用してほしいと思います」

今回は、岐阜市の新たな子育て施設・ツナグテのふぁみりーエリアを紹介しました。

次回は、思わずワクワクがあふれ出す大型遊具が揃う「きっずエリア（有料エリア）」に潜入しますので、お楽しみに！