今回は、パパ大学で行われたママ講座で、管理栄養士の敷島産業 馬場美穂さんが教えてくれたお麩料理のレシピを紹介します。
高たんぱくのお麩で、子どもも大人もうれしい健康料理を作ってみませんか?
多彩な調理法で楽しめる「お麩」を料理に取り入れよう!
お麩は、安価で長期保存もできる、便利な高たんぱく食材です。 「でも、どんな料理に使ったらいいの?」と思っている方も多いかもしれません。
例えば、お麩を細かくくずせばパン粉の代わりに使えるほか、野菜から出る水分を吸わせれば、栄養を無駄なく摂ることができます。離乳食や高齢者向けの食事に加えると、加熱しなくても片栗粉のようにトロミを付けることができます。
そのまま炒めたり焼いたりすることも可能です。少し湿気ってしまっても、加熱すればカリッとします。味を付けると無添加で安心のおやつにもなりますよ。
汁物に入れるなど、水分を含ませて食べるのも一般的です。ボリュームアップするのに消化がいいので、ダイエットにも最適です。
簡単に使えて栄養満点のお麩。ぜひ日頃の料理に使ってみてください!
今回はお麩を使った料理5品ともう1品の計6品のレシピをご紹介!
車麩とチーズの肉巻き
車麩とチーズの肉巻き/写真右・おからのポテサラ麩/写真左
材料(4人分)
車麩 |
6枚 |
だし汁 |
500cc |
スライスチーズ |
2枚 |
薄切り豚肉 |
12枚 |
砂糖・しょうゆ |
各大さじ2 |
酒 |
大さじ1 |
だし汁 |
50cc |
くだいたお麩 |
適宜 |
作り方
- 車麩をだし汁で戻し、軽く水気を切って4等分にする。チーズは6等分にする。
- ➀の車麩にくだいたお麩をまんべんなくふり、チーズをのせてから2枚1組にして、豚肉で巻く。
- ②の巻き終わりを下にしてフライパンで焼き、両面が焼けたらAをからめる。
おからのポテサラ麩
材料(4人分)
おから |
100g |
豆乳 |
120cc |
マヨネーズ |
大さじ2 |
マスタード・しょうゆ |
各小さじ1 |
カレー粉 |
少々 |
水菜 |
60g |
おつゆ麩 |
20g |
パプリカ |
30g |
塩 |
ひとつまみ |
作り方
- おからは軽くほぐして、豆乳を加える。
- 水菜はざく切りにして、塩をふって軽く揉む。
水気が出たらくだいたお麩を混ぜ、➀のおからを加えてAで味を調える。
- パプリカのスライスを添える。
お麩のかりんとう
お麩のかりんとう/写真左・お麩のゴマスナック/写真右
材料(4人分)
きざみ庄内麩 |
40g |
ごま油 |
大さじ2 |
はちみつ・グラニュー糖 |
各大さじ2 |
黒ごま |
大さじ1 |
塩 |
ひとつまみ |
作り方
- きざみ庄内麩にごま油をからめた後、はちみつ、グラニュー糖、黒ごま、塩をからめる。
- 160℃のオーブンに入れて8~10分焼き、バットに広げて冷ます。
お麩のゴマスナック
材料(4人分)
おつゆ麩 |
40g |
黒ごま |
大さじ1 |
サラダ油 |
大さじ1 |
砂糖 |
大さじ4 |
しょうゆ・水 |
各小さじ2 |
作り方
- 砂糖・しょうゆ・水を混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油を引き、中火で熱しておつゆ麩をカリッとするまで炒ってから、ボウルに取り出す。
- フライパンに➀を入れ、再び火にかけて砂糖が完全に溶けす。
ブクブクと泡が出始めたら、おつゆ麩を入れて一気にからめ、黒ごまをまぶす。
お麩とベーコンのトマトスープ
材料(4人分)
おつゆ麩 |
10g |
玉ねぎ |
½個 |
ベーコン |
2枚 |
トマト |
1個 |
水 |
4カップ |
コンソメの素 |
1個 |
オリーブ油 |
小さじ1 |
粉チーズ |
大さじ4 |
塩・こしょう・パセリ |
適宜 |
作り方
- 鍋にオリーブ油を熱し、ベーコンを炒める。薄切りにした玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒め、Aとおつゆ麩を加える。
- おゆつ麩が戻ったら、1.5cm角に切ったトマトを加えて煮た後、塩で味を調える。
- 器に盛り、粉チーズ、こしょう、パセリを散らす。
にんじんご飯
材料(2合分)
にんじん |
1本 |
米 |
2合 |
生姜 |
適量 |
酒・白だししょうゆ |
各大さじ1 |
塩 |
小さじ1/2 |
昆布茶 |
小さじ1 |
オリーブ油 |
小さじ1 |
作り方
- 炊飯器に米と酒・白だししょうゆ・塩・昆布茶を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
- 生姜とみじん切りにしたにんじんを加えて、炊飯する。
パパ大学レポート
今回はママ講座で行われたお麩の料理教室。管理栄養士の馬場美穂さんは、「手間をかけて苦手な食材を無理に食べさせようとしなくても、パパママが楽しく作って、おいしく食べる姿を見れば、子どもも自然と食べるようになりますよ!」とアドバイスしながら、簡単でヘルシーなお麩料理を教えてくれました。
夫婦で出来上がった料理を試食した後、洗い物は感謝の気持ちを込めてパパが担当。とてもおいしくできたので、今度は自宅でパパにチャレンジしてもらいたいですね!