ぎふし共育・女性活躍企業

フレックスタイム制で柔軟な働き方を

　担い手不足が深刻化する建設産業において、優秀な土木技術者の確保・育成に注力するテイコクでは、共働き家庭や女性技術者が年々増加する中、仕事と家庭の調和をはかり、働きやすい職場環境を整備することは喫緊の課題となっていました。そこで、始業・終業の時刻や労働時間を個々の事情に応じて決められる、フレックスタイム制を導入。これにより、「定時」に縛られず時間を有効活用できるようになったため、労働時間は減少し、業務効率も向上。社員も仕事とプライベートの双方に充実感を得ています。この他にも、通常より短い時間で働ける短時間正社員制度を導入し、子育てや介護等で時間に制約がある社員への就業の場も確保しています。
　また、最近は男性の育児休業取得者が増加しており、半年以上の休暇を取得する社員もいます。育児休業取得率100%を目指して、今後も育休を取りやすい職場環境整備に努めるとともに、ライフイベントに左右されることなく働き続けることができるよう、キャリアを支援する体制づくりにも取り組む予定です。

　現在は、ワークライフバランス実現度の指標とすべく、厚生労働省の「くるみん認定」を目指して、社員の労働時間や休暇の取得状況の把握・共有、行動計画の実現に向け取り組んでいます。