ぎふし共育・女性活躍企業

社員の意見を大切にしながら、長く働ける会社を目指す

　「健康で楽しく、人々の幸せを目指し、社会に貢献する」という経営理念を掲げ、社員の意見を大切にしながら、常に社内改善に取り組んできた興栄コンサルタント。特に男性の育児参画については、2016年ごろに定年間近のベテラン社員と会話をしていた中で聞いた、「もっと子どもと遊んであげればよかったと後悔している」という言葉がきっかけとなり、当時、若手社員の出産を何件か控えていたこともあって、男性の育児休業取得などについて考えるようになったといいます。
　取り組みを行う際に大切にしているのは、社員の意見をしっかりと吸い上げ、声に応えること。それぞれの事情や意見に耳を傾け、会社として対応できることを柔軟に取り入れていくよう心がけています。そのために、1時間程度の社内インタビューの時間や、匿名の目安箱を設けて意見を集め、対応策や対応できない理由を明確に示すよう取り組んでいます。
　2020年度には、在宅勤務制度がコロナや家庭事情に関係なく適用できるようになったり、紙での申請が電子化されたりと、働きやすい会社を目指してさまざまな変化を行っている同社。社員も「声を上げれば応えてくれる会社」と感じており、今後も柔軟に取り組みを行って、長く働ける会社を目指していく姿勢です。