建設業共育女性活躍企業

大日本土木 株式会社

女性技術職の採用・環境整備を進め、活躍を後押し

 2016年から、女性の活躍を含めた職場環境整備に取り組む大日本土木。女性社員の採用を積極的に行い、2017年以降は64名と、女性社員の採用を積極的に行い、そのうち24名の女性技術職を新卒採用しています。同社は、採用を通じて女性が抱くものづくりへの意識の高さを実感し、今後もインターンシップや学内外での説明会を実施し、建設業に興味を持つ女性を継続的に採用していく構えです。
 社内では、2016年に建設現場で働く女性技術者の環境整備を目指して「けんせつ小町の会」を発足。女性技術者が働く上で感じる問題点をヒヤリングなどで抽出し、その解決策を検討して活躍を促す環境整備の一助としています。
 また、福利厚生制度も法を上回る拡充を実施。子どもの看護休暇は小学校卒業時まで拡大し、時間単位で取得できるほか、育児のための短時間勤務期間も、小学校就学が始まるまで利用可能としました。さらに、3日間の配偶者出産時休暇や、小学生以下の子を持つ配偶者の体調不良時休暇なども設け、育児支援にも取り組んでいます。
 同社は、ICTによる作業効率化や新設した技術部によるロボット導入の検討等、また、勤怠管理システムによる「見える化」で労働時間の意識を高めたりと、さらなる働き方改革の実現を図っています。

企業情報

企業名 大日本土木 株式会社
住所 岐阜市宇佐南1丁目3番11号
創業 1924年3月
代表者 代表取締役社長 松 雅彦
従業員数 937人(男性  844人、女性 93人)

岐阜市内に事業所を有し、定められた基準をクリアした企業を「ぎふし共育・女性活躍企業」として認定します。