運輸業共育女性活躍企業

濃飛倉庫運輸 株式会社

女性社員の意見交換や向上心アップを図る研修を実施

 濃飛倉庫運輸では、2016年に女性活躍推進法が成立したことを機に、新たな人材の採用と同等以上に、「今いる人材を失わないこと」の必要性を感じ、女性の活躍を推進。それまで、社内の研修は階級別研修のみを実施していましたが、2017年からは女性社員に対する研修をスタートしました。研修は、部門や役職を問わずさまざまな業務に携わる女性社員を参集し、多くのディスカッションを取り入れて、意見交換やモチベーションアップにつなげています。
 研修後は、参加者から「横のつながりができ、向上心が高まった」という声が聞かれたほか、上司からも「研修後、いろいろな意見を出してくれるようになった」「新しいことに取り組むようになった」などの反響があり、そうした姿を見て他の社員も奮起するといった相乗効果も見られています。また、女性社員が業務や現場に対して意見を出すようになり、今までとは違う目線で新たな発見も生まれています。
 最近では、新卒採用でも「幹部候補社員を目指したい」という女性や、現場業務や営業を希望する女性も増えており、今後は管理職になる女性が増加し、社内環境や業務提案の変化を期待しているという濃飛倉庫運輸。今後はそうした社員が仕事で能力を発揮できるよう、環境整備を図っていく構えです。

企業情報

企業名 濃飛倉庫運輸 株式会社
住所 岐阜市橋本町2-20
創業 1916年8月
代表者 代表取締役社長 尾関圭司
従業員数 1,230人(男性 950人、女性 280人)

岐阜市内に事業所を有し、定められた基準をクリアした企業を「ぎふし共育・女性活躍企業」として認定します。