ぎふし共育・女性活躍企業

社員一人一人の環境に即した制度の創設

　社員一人一人が働きやすい環境整備を目指して、各種制度を個々の実情や社会制度に即した形への改善を進めてまいりました。

　その結果、２０２３年には健康経営優良法人の認定を受けることができました。それ以降も年々制度改訂や新たな制度の創設などに取り組んでいます。

　その中で、社員の家庭環境への配慮も重要であると考え、社員が子どもの行事などに気兼ねなく参加できるように有給の時間単位での取得を可能にしたり、福利厚生施設の確保などを進めることといたしました。

　当社の業務は、工事現場での施工管理がメインとなりますので、仕事の進捗状況によっては休暇が取得しづらい環境でした。そのため、誰もが気兼ねなく取得できるよう、時間単位の有給休暇の取得を制度化致しました。休暇中は他の社員がどの現場でもフォローできるようグループ制を導入し、サポート体制を築いています。

　若手社員が今後、結婚出産と進む中で育児に積極的に参加できるよう育休の制度を明確にしたり、高齢者等を抱えた社員が介護による一時的な休暇に関する規程も何度か改訂し、仕事と家庭の両立がしやすい環境づくりを目指して来ました。

　会社の取り組みを朝礼や通達、研修等を通じて周知を行っていることや、サークル活動への助成制度も創設したことで、社員相互の助け合いが円滑に行えるようになり、有給の取得率も上がってきました。

　制度改正などを継続的に行い、社員一人一人の柔軟な働き方や業務効率の向上と家庭の両立を図り、充実した時間が増えたと感じています。現在は、子どもを持つ社員には育児休業の取得を、全社員に対してはゴールデンウィークや夏季、冬季休暇の取得を促し、休みやすい職場環境づくりに取り組んでいます。