ぎふし共育・女性活躍企業

女性の職域を拡大し、男女問わず柔軟な働き方を推進

　山田商会は、2010年度に大卒女性の採用をスタートした後、女性活躍を念頭に育児・介護離職の防止や経験豊富な社員が働き続けられる環境整備を始めました。2018年には、働きながら子育てしやすい環境を整え、就労の継続、女性活躍等を推進するため、事業所内保育所「ぷれこ」を開設。また、2010年には初の女性営業職を登用したほか、2021・2022年に施工管理（現場監督）部署に新入社員を配属し、2021年には一般事務職のキャリアアップとして職務限定総合職を新設するなど、女性の職域拡大を進めました。
そのほかチャイルドケア制度として、休業期間を子が3歳になる年度末までとし、保育費の補助や復帰手当や就学祝金など盛り込んだ法定を上回る制度を導入。時短勤務も法定の３歳から小学校１年生の年度末まで延長しました。取り組みの結果、女性の平均勤続年数は2010年度の5.79年から2022年度には10.1年に伸び、女性総合職の数も４名から49名（うち職務限定総合職27名）まで増加しています。
　男性の育休・育休後支援については、のびのびプラン面談(妻の妊娠が分かった段階で実施する上司、人事部との3者面談)を制度化し、出産前に育休の希望を把握して業務調整をしています。また、パパやプレパパの交流会を２年に１回ほど開催。ママ社員向けの育休中交流会、子育て支援イベント・講演会なども企画し、子育ての周知・理解と共に社員同士で悩みを話せる環境づくりをしています。
　今後は男性の育休取得率アップや職域拡大の定着、女性管理職比率アップを図るほか、時間外労働の抑制や休暇を取得しやすい体制づくり、男女問わずニーズに合わせた柔軟な働き方の推進などを目指していきます。