株式会社 市川工務店
性別に関係なく働きやすい職場をつくり、会社の発展につなげる
市川工務店は、女性技術者が増えてきたことから、スキルアップや活動しやすい環境づくりの提案を目的に、2015年2月に女性技術者の会「けんけんぱ」を結成。さらに2017年の育児介護休業法改正に伴い、就業規則を見直す際に、男女問わず「仕事と育児の両立」を支援できる制度をつくりたいと考え、「配偶者出産休暇」を就業規則に追加するなど、男性の育児参画にも取り組み始めました。
市川工務店では、保育園の空きに関わらず、育児休業は子どもが2歳まで取得可能。短時間勤務も小学校に上がる前まで利用できます。また、毎月発行している社内報では、子どもが生まれた方の紹介や1歳前後の子どもの紹介「我が家のプリンス・プリンセス」などを掲載し、子育て中であることを社内に認知してもらうことに役立てています。ほかにも、特集として「パパ社員座談会」を開催して子育て中の思いや会社への希望などを話してもらうことで、今後の環境整備の参考にしました。このほか、社員の小学校4~6年生の子どもを対象に「子ども参観日」を開催したり、子育て中の社員には出生時、幼稚園・保育園入園時、小中学校入学時に5万円、高校入学時には10万円の生計手当(一時金)を支給したりと、子育て支援を行っています。
現在は、出産を理由に退職する社員はおらず、子どもが3歳を過ぎてから短時間勤務を開始した社員など、働き方の選択もできるようになりました。こうした職場環境整備に注力することで、プライベートを充実させ、より仕事に打ち込めるようになり、市川工務店で働きたいという思いが高まればと考えています。今後はさらに男性の育児休業取得を推進し、性別にとらわれず、仕事と家庭が両立できる取り組みを考えていきます。
企業情報
企業名 | 株式会社 市川工務店 |
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住所 | 岐阜市鹿島町6-27 |
創業 | 1950年8月 |
代表者 | 代表取締役社長 小川健 |
従業員数 | 360人(男性310人、女性50人) |