ぎふし共育・女性活躍企業

子育て中の女性ニーズを吸い上げて、キャリアアップを目指せる環境を整備

　アドバンス経営は、2009年頃から社員やその家族に出産が相次いだことから、育児休業を取得しやすく、その後も職場復帰しやすい会社を目指しました。女性だけでなく男性社員も育児参画し、育児休業を取得しやすいよう、男性社員向けの案内を作成し、詳しく個別に説明をするなど職員への周知を徹底。現在では男女問わず気兼ねなく取得できる状況になっています。

　仕事以外の時間を育児や自己成長の時間として充実させられるように、ノー残業デーを設定したり、繁忙期以外は基本的に残業ゼロを目指して仕事を調整したりと、社員の意識を啓発。有給休暇取得も促進し、繁忙期に向けて人員を増加させ、個々の業務分担の見直しにも取り組んでいます。

男性社員も、2020年７月と2022年１月に育児休暇を取得し、出産休暇も併せて活用事例が生まれたことで、若い男性社員も制度に興味を持ち始めています。また、有給休暇取得率も2022年で70％と増加し、残業は月７時間となって１分単位の残業代支払いも減少するなど、働きやすい職場環境が整ってきました。取り組みによって、男性の育児参画や家族への寄り添いはもちろんのこと、社内の女性社員とも仕事と家庭の両立に対して、意識や情報の共有ができるようになり、社内の雰囲気の向上や社員の定着も図られています。

　今後の目標は、有給休暇取得率80％、平均残業時間５時間。さらなるノー残業デーの推進や増員による業務改善を行うほか、テレワークなど多様な働き方による残業時間の削減なども行うことで、社員が自己成長の時間を確保し、会社も成長できるようにしていきます。