建設業共育女性活躍企業

丸成林建設株式会社

女性社員を積極的に採用して、意見を職場環境改善に活用

 丸成林建設では、会社設立以来、総務部は管理職を含めて女性で構成され、2019年からは男性のみだった土木部にも女性社員を積極的に採用。2022年には初めて新卒で現場職の女性社員が入社し、女性の職域拡大によって、現場監督の高齢化や担い手不足をサポートできる体制づくりに取り組んでいます。

 社員が安心して長く働き続けられる職場づくりを目指して、年2回、部署の垣根を越えて女性社員全員が参加する「女性活躍プロジェクト会議」を実施。それぞれの部署が抱える問題点や改善点、女性ならではの悩みなどを共有し、アイディアを出し合ってより働きやすい職場づくりにいかしています。また、無事故無災害の取り組みにも注力し、不注意によるケガや病気の元となる疲労を溜め過ぎないよう、有給休暇が取りやすい環境づくりを促進。残業時間の削減にも取り組み、事務職員も現場関係の書類作成をサポートするなど、業務が集中しがちな現場監督の負担軽減を支援しています。

 建設業=男性の仕事という建設業全体のイメージを変えるためにも、今後も土木部への女性採用を推進し、管理職も担ってもらえる組織にしたいと考えています。また、社員には長く健康で働いてもらうために、食事改善や運動指導の講師を招くことも予定し、健康経営にも取り組んでいきます。

企業情報

企業名 丸成林建設株式会社
住所 岐阜市北一色10丁目36番14号
創業 1962年5月
代表者 代表取締役 林 茂樹
従業員数 22人(男性14人、女性8人)

岐阜市内に事業所を有し、定められた基準をクリアした企業を「ぎふし共育・女性活躍企業」として認定します。