ぎふし共育・女性活躍企業

働きやすい職場づくりで社員のモチベーションを向上

　インフォファームでは、新型コロナウイルスの流行を受け、社員が事務所に依存せずとも効果的に業務を遂行できる環境を整えるために、働き方改革に着手しました。社長と全社員がランチミーティングを実施し、働き方改革推進委員会を発足の上、改革が必要であると感じた部分に対し具体的な改革を進めました。その結果、社員の都合に合わせた時差出勤や、在宅勤務、服装の自由化等の働きやすい環境を整えることができました。

　結婚、出産を機に退職してしまう女性社員が多く、長く働ける環境を作りたいと考えました。そこで女性社員だけの委員会を発足し、ランチタイムに女性ならではの悩みや働き方を交流しました。社員の中には、出産や育児を経験しつつも管理職まで長く勤める社員もおります。そのような社員のアドバイスを聞くことで、社員間の距離も縮まり、相談しやすい雰囲気を作ることができました。

　働き方改革を推進する中で、いくつかの変化が見られました。まず、男性社員の初の育児休業取得が実現しました。この取り組みは、家庭と仕事のバランスを重視する風潮を醸成するきっかけとなりました。また、外国人社員の正社員としての登用も進み、これにより社内の多様性が高まりました。

　男性社員の育児休業取得は、ロールモデルとして他の社員にも大きな影響を与えることが期待されます。今後も全社員がワークライフバランスを保ちながら働ける環境づくりを進めていきたいと考えております。また男性社員だけではなく、女性社員も長く働ける職場づくりを行い、女性社員から管理職への抜擢も推進していきたいと思います。