ぎふし共育・女性活躍企業

性別に関係なく活躍できる、職場環境を構築

　和光会では、複数の看護師が同時に出産・育児休暇取得のライフイベントを迎えることになったことを受けて、1995年に寺田託児所「バンビ」を開設し、具体的な育児支援事業をスタートさせました。その後、2008年には病児病後児保育所「ミッキー」を開設。さらに翌年、厚生労働省くるみんマーク認定を受けたことをきっかけに、男性の育児休業取得状況の分析や職員向けに制度の情報を発信する「育児休業ガイドブック」の改定・配布、育児休業等についての研修会を実施するなど、男女問わず育児休業や育児目的の休暇取得促進に努めてきました。
　ワークライフバランス実現の為、事業所ごとに月々の時間外労働の実態を把握し、時間外労働の削減のための改善施策の確認を実施。業務効率化を図るための役割明確化や、ICT活用の促進にも力を注いでいます。そのほか、女性の活躍の場を創出するため、資格取得支援や女性管理職の積極的な登用を行ったり、健康支援やハラスメント防止対策を強化したりと、多様な取り組みを行っています。
　こうした取り組みは、性別に関係なく活躍ができる法人文化の醸成につながっています。各ライフイベントとキャリアの両立をしやすい環境整備とワークライフバランスの推進は地域における次世代の可能性をも広げると考え、グループとして今後も更なる職員支援を進めていきます。