ぎふし共育・女性活躍企業

男女問わず育児に関する休暇を、取得しやすい環境づくりに注力

　OKB大垣共立銀行のグループ会社として「共育や女性活躍の推進」を共有し、時代やニーズに合わせた取り組みを進めてきた共友リース岐阜支店。組織全体に男性の育児参加や女性の能力開発・発揮に対する意識が浸透し、従業員数が100名を超えた現在、その動きが強化・加速しています。

　男性の育児参画については、これまでも子の出生時の慶事休暇（2日間）や、学校行事や通院などの目的で利用できる子育て休暇（子が中学３年生の終期まで年３日間まで）、看護休暇（子が小学生に入学するまで年５日間）などの取得実績を有し、改正育児休業法の施行によって新設された「出生時育児休業（産後パパ育休）」をはじめ、男性が気兼ねなく育児関連の休暇を取得できる環境の実現を目指しています。

　従業員の約４割を占める女性の活躍に向けては、各種休暇制度の周知徹底や、テレワーク活用や時間外労働の削減などを推進しています。近年は育児経験のある女性従業員も増加して、後進の相談や指導に即応できる体制が確立。育児に関わる休暇や育休復帰後の時短勤務にも周囲の理解が得られ、働きやすい環境が実現しており、個々のモチベーションアップや男性従業員の意識変化にも寄与しています。

　コロナ禍によってテレワーク環境の活用や業務の効率化が進み、仕事と育児の両立を後押ししていることから、今後は特に男性従業員の育児休業取得や育児にかかる年次有給休暇の取得を促進。現在100％である女性の育児休業取得水準も維持していきます。また、女性従業員の研修や通信講座の受講などを継続的に実施し、主任以上の女性従業員の増加やさらなる活躍の場の創出を目指します。