若者向けライフデザインセミナー 岐阜県立岐阜城北高等学校編
若者向けライフデザインセミナー
~岐阜県立岐阜城北高等学校 生活デザイン科~
- 2025年9月12日と9月19日の2日間、岐阜県立岐阜城北高等学校にて、
NPO法人ユメココサポート・國島匡さんによる若者向けライフデザインセミナーが開催されました。
今回のセミナーでは高校1年生の皆さんに対して「35歳の自分」をテーマにマンダラチャートを使って、
人生の8大要素(家族・仕事・健康・お金・学び・性格・遊び・ボランティア)について、生徒の皆さんにワークショップ形式で取り組んでもらいました。
- 【目標をもつことの大切さ、意味を考えよう!】
ライフプランを考える前に、どうして目標をもつことが大切なのかを伝えるために
「流れ星の法則」を例えに話しました。
講師の國島さんは、流れ星が流れる一瞬の間に願い事を唱えることができるのは、
常に夢を意識しているから、目標を明確に持っているから唱えることができる。
だからこそ、夢が叶うとお話されていました。
また、目標をもつことで意識/無意識のうちに目標に近づく選択をしているから
必ずその方向に向かっていく話を聞いて、生徒さんたちは納得した様子でした。

- 【講師の実例を参考に、将来起こるライフイベントについて説明!】
國島さんの受験での挫折や氷河期世代の就職活動の話、起業、結婚、不妊治療、子育ての話を
交えながら今後、起こるライフイベントについてお話しました。
具体例を出しながら伝えることで、生徒さんたちがさらにイメージできた様子でした。

- 【マンダラチャート(目標達成シート)について解説】
35歳の自分を考える上で、多面的に考えられるワークシートとしてマンダラチャートを使い、解説しました。
人生の8大要素として(健康・家族・仕事・遊び・お金・学び・性格・ボランティア)がある事を一つ一つ説明をしていき、目標を達成するためには8大要素のバランスの大切さを伝えました。そして、次回のワークへと繋ぎました。

- 【マンダラチャート作成に挑戦!】
2日目は、実際に35歳の自分をイメージしながらワークを開始。一つのテーマごとに何をしたいか、どうありたいかを書き込み、発表し共有をしました。
生徒さんたちが将来について一番イメージしやすかったのは家族や仕事についてでした。大きなライフイベントである結婚や子育てに対しては、大事にしていきたいことや幸せな姿を描くことがなんとなく描けていました。中には、「35歳の時には夫婦と5人の子供と犬がいる家庭を作っています。」と語る男子の発表には具体的で驚いたほどです。
一つのテーマごとに自分の考えを発表・共有することで他の生徒さんたちの新たな学びや発見、気づきに繋がり、将来に対して目標や夢を描く刺激になりました。


- 【セミナーを終えて、生徒の皆さんの反応や感想】
セミナーを終えて生徒さんたちからは、大変だった、難しかった、でも楽しかったと言う反応が多くありました。自分と向き合う大変さも楽しさも知る、よい機会になったと思います。
以下、生徒の皆さんからいただいたアンケートの声です。
・将来のことについて考えるのはとても難しかったけど、将来のことについて考えるいい機会になってよかったと思う
・一つのことについて考えるのは大変だったし、35歳の自分を想像するのは難しいと思いました
・将来は仕事くらいしか考えてなかったけど、他の事も考えるきっかけになった
・お金のことや結婚についてしっかり考えなきゃいけないと、思いました
・自分が大人になっときこんな人になりたいとかこんな暮らしがしたいなどが想像することができた
・他の意見を聞いて、こんな生き方もあるんだと思った
・難しかったけど自分の目標を立てることをもっと大切にしていきたいと思った

