【 共育インタビュー 】 お子さん3人のパパが育児休業を取得! 寺田さん夫妻に育休中の様子を聞きました
2022年に段階的に「育児・介護休業法」の改正が施行され、男女問わず育児休業を取得しやすい環境整備がさらに進み始めています。しかし「いざ育休を取得しても、どうやって育児や家事を分担しよう…」と悩んでいるパパも多いかもしれません。
そこで今回は、実際にパパが育児休業を取得した寺田さん夫妻にインタビュー! パパがどんなことを担当したのか、取得してみてどんな思いを抱いたのかなど、育休中の様子を聞いてみました。これから育休取得を考えているパパは、ぜひ参考にしてみてください。
会社の後押しもあり、初めて育休を取得!
料理や長女のお世話はパパが担当
Q.育休を取得したきっかけは?
長女が生まれた時に育休を取得しなかったため、「次に妻が妊娠した時には取得できたらいいな」と考えていました。その後、妻が妊娠して病院に行った際、なんと授かったのが双子! ちょうどその年から、職場でも男性社員の育児休業取得を進める取り組みがスタートしたと聞いていたこともあり、育休取得への気持ちがよりいっそう強まりました。会社に取得を相談したところ、「ぜひ育休を取得して育児に参加した方がいい」と言ってもらえました。
Q. 育休を取得した期間は?
2週間です。今思うと、もう少し長い期間取得したらよかったとも思いますが、仕事と家庭のバランスを考えながら、家族で相談した結果、2週間の取得を決めました。
Q. 育休中の1日のスケジュールを教えてください。
なかなか夜中に起きることができず、夜の授乳には協力できなかったことが反省点ですが、その分、日中にお昼寝ができそうな時には、極力妻に寝てもらうようにしました。私の趣味が料理だったこともあり、夜に寝かせてもらっていた分、育休期間中は絶対に妻がキッチンに立たなくてもいいようにすることを目標にし、料理はすべて私が担当しました。また、妻が妹たちにかかりきりになる分、長女の宿題や習い事の送迎も基本的に私が行いました。
家族と過ごす期間を通じて、育児の楽しさと大変さを実感し、
育休後も積極的に育児・家事に参加
Q.育休を取得した感想は?
育休を取得してから1番心配していたことは、少しでも妻の役に立てたかどうかでした。仕事をしていると、どうしても参加できる育児や家事の割合は減ってしまうので分かりませんでしたが、実際に育休を取得してみて、普段はこれをすべてママが1人で担っているのかと思い、尊敬すると同時に申し訳なさを感じました。だからこそ、育休中は少しでも役に立てるように心がけていましたね。仕事に復帰してしばらく経ちますが、出勤前後や休日には、主体的に育児や家事に参加しています。
Q.これから育休を取得しようと考えているパパへメッセージを!
私も、普段は育児や家事に参加できる割合が少ないので、えらそうなことは言えませんが、育児休暇は今まであまり見えていなかった家族の1日の流れをしっかりと見ることができる期間です。そして何より、妊娠・出産を経て肉体的にも精神的にも頑張ってくれているママの負担を少しでも軽減できる期間でもあります。最初はママに聞きながら、自分でも調べながらでも、とにかく育児や家事にたくさん参加できるといいと思います。一緒に育児を楽しみましょう!
育休を取得して育児を夫婦で行うことで、家族への理解やママへの感謝の気持ちが深まったと感じている寺田さん。この経験は、家族の絆や暮らしをより豊かにするはずです。
寺田さん、ありがとうございました!