イベントレポート

ぎふし共育都市プロジェクト ワーク・ダイバーシティフェス

2024年1月13日、みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜市司町)のドキドキテラスにて「ぎふし共育都市プロジェクト ワーク・ダイバーシティフェス」が開催されました。今回のイベントは、子育て世代にもっと育児を楽しんでもらえるよう、親子で参加できるワークショップや、子育て世代を応援する地元企業ブースなどが行われ、パパとママが楽しみながら育児を学べる情報満載の参加型イベントとなりました。

 

親子で一緒にものづくりを楽しもう!

クラフト体験を通して、子どもとふれあう時間を満喫

午前中に行われたのは、2種類のクラフト体験。最初に「パパとつくって飛ばそう!ペーパーヘリコプタークラフト」が開催され、紙で真上に飛ぶヘリコプターをつくりました。一見、簡単そうに見えるペーパークラフトですが、実はちゃんと飛ばすには、細かいところまでしっかり作ることが大切。がんばって作ったヘリコプターが高く上がると、子どもたちからは歓声が起こっていました。

次に行われたのが、「岐阜県産材を使った木育教室 親子でプルバックカーづくり」。ものづくりをしながら、岐阜で育った木の温もりを五感で感じることができ、木育にもつながります。受付には、スタート前から多くの親子連れが並び、大人気の教室に。クルマの形に組み立てた後、思い思いに色や柄を描いて完成した木のクルマを持って、いろいろな場所を走らせる子どもたちの姿が見られました。

 

モデル・俳優の敦士さんが子育てについて語る

共育てスペシャルトークショー

 

午後からは、2児のパパとして育児に励むモデルで俳優の敦士さんをお招きして、スペシャルトークショーが開催されました。

「子どもが産まれる前から、育児には参画したいと思っていた」という敦士さん。子どもには料理や洗濯などをちゃんとしている姿を見せようと、積極的に家事・育児に取り組んでいるといいます。

特に料理が得意で、時間がある時は必ず作っているほど。お子さんが好きな料理のレパートリーも、豊富だそうです。時には、お子さんとキッチンに立って、カレーやホットケーキ、一緒に料理をすることもあるといいます。来場したパパに向けて敦士さんは、「たくさんの野菜を刻んで作るミートソースは、冷凍しておけるし、ご飯にかけてチーズをのせればドリアにもなります。細かく刻むので、子どもたちも野菜をたくさん食べてくれますよ!」とおすすめのメニューを教えてくれました。

また、敦士さんは「料理を作ってもらったら、洗い物をする」など、奥様と自然にできている家事分担についてもレクチャー。また、夫婦喧嘩は絶対に子どもたちには見せないようにしていると話し、「子どもが寝てから話し合いをしますが、時間を置くと冷静に話ができる。子育ても仕事なので、妻にも常に感謝しています」と、夫婦で行う共育の秘訣を語りました。

最後に敦士さんは、「子育ては大変だと思うけれど、楽しい部分を見つけることが大切。子どもの成長の1シーンを見られると、本当にうれしいし、自分も子どもと一緒に成長していることを実感できます。夫婦の関係性も子どもたちはしっかり見ているので、どちらかがストレスや負担を抱えることがないように、いかに夫婦仲良くするかが重要だと思います」と、同じく子育てを頑張るパパママに向けてメッセージを送りました。

 

絵本を親子で楽しむ時間を

読み聞かせに子どもたちは大興奮!

イベントの最後は、子どもたちと絵本の読み聞かせを楽しむ時間。保育士の皆さんが、音楽やダンスを織り交ぜながら、子どもたちが大好きなお話を読み聞かせてくれました。次はどうなるのかと、ワクワクしながら目を輝かせる子どもたちの姿を見て、パパやママも家庭で行う読み聞かせの仕方を学ぶ機会になったようです。

会場となったみんなの森 ぎふメディアコスモスには、2階に広々とした市立図書館があります。読み聞かせを楽しんだ参加者の中には、そのまま絵本を借りに行く方も。親子で一緒にお話の世界を楽しめる絵本の読み聞かせは、パパやママにとってもかけがえのない時間になるはずです。

 

親子で賑わうワーク・ダイバーシティ企業フェス

みんなのギャラリーでは、子育て世帯を応援する企業ブースを集めた「ワーク・ダイバーシティ企業フェス」が同時開催されました。岐阜市内で活躍するさまざまな分野の企業が、親子で楽しめるワークショップなどを実施し、どのブースも親子連れで賑わっていました。