2023年8月5日、ドリームシアター岐阜にて「料理が苦手なパパ、集まれ!子育てカレッジ家事メンセミナー」が行われました。今回の家事メンセミナーは、親子でドライカレーとサラダ作りにチャレンジ! 午前の部、午後の部に分かれて、多くの親子が参加しました。
包丁をほとんど使わずにできるから パパも簡単&子どもも安心!
今回、親子で挑戦するのは、ドライカレーとサラダ作り。どちらもほとんど包丁を使わずにできる、初心者にピッタリの料理です。でも、ドライカレーといえばタマネギやニンジンなどをみじん切りにする必要があるのでは? そんな不安を抱えていたパパに渡されたのが、中に大きくカットした野菜を入れて、ひもを引くだけで細かいみじん切りができてしまう、手動式のみじん切り器。今回はこれを使って、みんなが苦手なタマネギのみじん切りをしました。パパがしっかりと固定したみじん切り器のひもを、子どもたちが引っ張ると、一気にみじん切りが完成。パパたちからは「これは便利!」「こんなに簡単にできるんですね!」と驚きの声が聞かれました。さらに、ニンジンやグリーンピース、コーンが入った冷凍のミックスベジタブルを活用して、野菜を切る手間をほとんどかけずに材料が揃いました。
タマネギのみじん切りができれば、後は食材を炒めて味を調えるだけ。子どもたちもフライパンでひき肉を炒めたり、茹でた卵の殻を向いたりと、自分たちができることをお手伝いしました。
あっという間に完成したカレーを親子で試食。思い思いに盛り付けたカレーを目の前に、子どもたちはとてもうれしそうな顔で、パパと元気に「いただきます!」。いつもはあまり食べないという子も、野菜が苦手という子も、パパと作ったカレーをモリモリと食べる姿が見られました。
親子で作ったから、おいしさもひとしお 料理初心者のパパからも「また作りたい」の声も
今回、参加したパパに普段行っている家事を聞いてみると、ほとんどの人が「料理以外の家事(掃除、洗濯、皿洗いなど)をしている」とのこと。やはり「料理だけはママが担当」「休日だけは料理をする」というパパが多いことが分かりました。
しかし、料理をほとんどしたことがないというパパには、今回のセミナーを受けて「これなら作れると思った」「こんなに手軽に作れるなら、またやってみたい」という人も。なかには、「子どもも『また食べたい』というので、さっそく明日、自宅で再チャレンジしてみます!」というパパもいました。
料理と聞くと、家事の中ではハードルが高そうに思えますが、今は簡単にできる便利な調理器具やレシピがたくさんありますので、このセミナーを機に、ぜひパパたちにも料理にチャレンジしてもらいたいですね!
【今回のメニュー】 ドライカレーランチ(3人分)
材料
あいびきミンチ | 300g | 牛乳 | 少々 |
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玉ねぎ | 1個 | カレールー(甘口) | 0.5箱 |
ミックスベジタブル | 130g | ケッチャプ・ソース | 少々 |
卵 | 3個 | レタス | 大3枚 |
ご飯 | 2合 | プチトマト | 6個 |
塩コショウ | 少々 |
作り方
- 卵をゆでる
鍋に卵を入れ、水がかぶるくらいの水を入れて、火にかける。 沸騰したら、火を弱めて8分茹で、火を止めて水を入れたボールに卵を移して冷ます。卵が冷えたら、殻をむく。 - 玉ねぎをみじん切りにする
玉ねぎの皮をむき、8分の1程度の大きさに切る。
手動式みじん切り器に入れてひもを引き、みじん切りにする。 - 具材を炒める
フライパンを熱し、ミンチを炒める。ミンチに火が通ったら、玉ねぎも加えてさらに炒める。
ミンチと玉ねぎが透き通ってきたところで、ミックスベジタブルを入れて炒める。 - カレールーを入れる
全体に油が回ったら、水100ccを入れて、弱火で煮込む。
お好みでケチャップやソースを大さじ1程度加え、カレールーを入れて焦げ付かないように混ぜる。 - 盛り付ける
器にご飯を盛り付け、ドライカレーをかけてゆで卵を添える。 - サラダをつくる
レタスとプチトマトを洗い、レタスは一口大にちぎる。器に盛り付けて完成。