情報通信業女性活躍企業
株式会社岐阜新聞社

母親目線で新たな事業を開拓
岐阜新聞社ではこの10年間、育児を理由に退職した社員はほとんどおらず、育休の取得・復帰は当たり前という雰囲気が根付きます。家族に仕事への理解を深めてもらう取り組みにも力を入れており、昨年は家族を招いたハロウィンパーティーと職場見学会を開催。子どもと接する女性社員を見て、同僚がサポートの大切さを再認識する機会にもつながりました。
個々の働き方に関しては、柔軟に対応。4歳の娘がいる梶原麻里さんは、編集局で7年間働いた後、現在は自宅に程近い名古屋支社営業部に所属。編集局での経験を活かして広告特集の執筆やレイアウトをしており、「書く仕事を続けられるのは、会社の配慮のおかげ」と笑顔を見せます。
育児が事業開拓につながっている社員もおり、2人の息子を育てる営業局の河野真由子さんは、子どもがいろいろな職業を知ることができる機会を設けたいと考え、子どもの職業体験イベントを企画。自らあらゆる業種に提案して回り、47社が出展、1,600人が来場する一大イベントに育て上げました。幼稚園や保育園等で配布しているフリーペーパーの製作にも携わっており、「母親の目線を生かし、これからも子育て世代に喜んでもらえる企画を考えていきたい」と話しています。
企業情報
企業名 | 株式会社岐阜新聞社 |
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住所 | 岐阜市今小町10 |
創業 | 1881年7月 |
代表者 | 代表取締役社長 矢島 薫 |
従業員数 | 182人(男性136人、女性46人) |