建設業共育女性活躍企業
株式会社市川工務店

女性社員が環境改善を提案
市川工務店では、配偶者の出産時に2日間の休暇を半日単位で取得できる「配偶者出産休暇」を2017年から新設。年間5、6人の社員が活用しており、積極的に育児参加を促す風土が根づきます。
また、社員の多くを男性が占める中、2015年に女性技術者の会「けんけんぱ」を発足し、女性目線での環境改善を検討したり、キャリアアップについて意見交換をする場を設けてきました。これまでにも、建設現場での女性専用トイレや更衣室の設置、作業服の見直し、リラックスルームの新設など、数多くの提案を形にしています。
2019年には、けんけんぱのメンバーが各現場を回り、トイレの目隠しとなる衝立の有無や、インフルエンザ予防対策など、働く環境をチェックする「職場環境パトロール」もスタート。さらに、岐阜女子大学の学生を現場見学会に招待し、建設業の魅力を伝える取り組みを企画するなど、幅広い活動を行っています。
このほか同社では、育児休業中の女性社員を対象に、育休から復帰した社員との交流会を年1回開催し、先輩社員から保育園探しや職場復帰後の働き方などを聞き、不安を解消できる場とするなど、女性のさらなる活躍をサポートしています。
企業情報
企業名 | 株式会社市川工務店 |
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住所 | 岐阜市鹿島町6-27 |
創業 | 1950年8月 |
代表者 | 代表取締役社長 小川 健 |
従業員数 | 345人(男性306人、女性39人) |