製造業女性活躍企業
有限会社三進社印刷所

業務日報で信頼関係を築く
2016年に10年以上勤めた女性社員が結婚を機に退職したことをきっかけに、優秀な人材が長く働きたいと思える「人を中心とした経営」にシフト。毎日の朝礼や月に一度行うワーキンググループで社員の要望を把握し、工場入り口にカーテンを設置したり、トイレ・休憩所を整備するなど、職場環境の改善に努めてきました。
少人数の会社だからこそ、互いの信頼関係は仕事の成果に直結します。三進社印刷所では、社内のコミュニケーションを円滑にするために日報を活用。篠田裕仁専務が毎日必ず全員の日誌にコメントを返します。「1人1人をしっかりと見ていると伝わることが信頼につながると考え、続けています」と篠田専務。
さらに社員のモチベーションアップのために、女性デザイナーのアイディアを取り入れたオリジナル文具の制作をスタート。第1弾として女性社員のあるあるネタをイラストで表現した付箋を制作しました。「普段は依頼を受けてデザインすることが多いですが、自分のデザイン商品が店頭に並ぶことが刺激になっているようです」と篠田専務は話します。
こうした積み重ねにより、社員の定着率が上昇。篠田専務は「今後も社員のライフステージに合わせて環境を整えたい」と話します。
企業情報
企業名 | 有限会社三進社印刷所 |
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住所 | 岐阜市石長町6-5-1 |
創業 | 1945年9月 |
代表者 | 代表取締役社長 篠田 芳治 |
従業員数 | 6人(男性3人、女性3人) |