教育・学習支援業共育女性活躍企業
国立大学法人岐阜大学

女性研究者を多角的に支援
2010年4月、林正子副学長を中心とした男女共同参画推進室を設置。同年5月、化学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業に採択されたのを受け、女性研究者がその能力を最大限に発揮できる体制を整備しました。
出産、育児、介護などにより研究時間の確保が困難な研究者に対しては、研究補助員を配置。また、学内に「カモミール・カフェ」を設置し、女性学生と女性研究者の交流の場および、男性を含めてのワーク・ライフ・バランスなどの相談を受ける場所の提供も行ってきました。「日本の研究者における女性比率は17.1%(2019年)。他の先進諸国に比べて顕著に低いのが現状です。大きく変えないといけないのは、日本社会の女性研究職に対する意識なのかもしれませんね」と林副学長。
子どもたちに女性研究職を身近に感じてもらうため、女性大学院生による小中高生を対象とした出前授業や全学共通教育科目で男女共同参画論の講義も行ってきました。2015年には、科学技術人材育成補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)」に選定され、岐阜薬科大学、岐阜女子大学、アピ株式会社と共同で、地域内での女性研究者の流動性を高めるなど、地域を巻き込んだ活動も精力的に行っています。
企業情報
企業名 | 国立大学法人岐阜大学 |
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住所 | 岐阜市柳戸1-1 |
創業 | 1949年5月 |
代表者 | 学長 森脇 久隆 |
従業員数 | 2,340人(男性1,257人、女性1,083人) |