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パパも知りたい!子育てカレッジ【 第4回 】

習い事はさせた方がいい?させない方がいい?

「子育てってどうしたらいいんだろう?」と悩むパパに読んでいただきたい、パパのためのウェブ版パパ大学。5回にわたって岐阜聖徳学園大学教育学部の西川正晃教授に、パパの子育てに役立つお話をお聞きします。

今回は、お子さんが通う“習い事”について。たくさんの選択肢がある中、何を選んだらいいのか、そもそも習い事は必要なのかなど、気になる点を西川先生に聞いてみました!

習い事は「させたい」ことより「やりたい」ことを

お話を聞いた岐阜聖徳学園大学教育学部の西川正晃教授

習い事は、親がさせるかさせないかではなく、子どもがやりたいかやりたくないかがポイントだと思います。たとえば、家族が楽器をやっているのを見て「やってみたい!」という気持ちが芽生えたり、もともと絵を描くのが好きで「もっとやりたい」と意欲が出たりしたら、やらせてあげてもいいと思います。ここでも、これまでお話してきた「トキメキポイント」があるかどうかが、判断基準になります。しかし近年の習い事事情を見ていると、親の「これをさせないと」という必要感から、習わせているものも多いように感じます。

最近は子どもたちの中にも、大好きなものをとことん追求する子も増えてきました。鉄道や虫、スポーツなど、大人でも知らないことをたくさん知っている子もいて、本当に感心させられます。子どもが興味関心を持っていることを、大人も教えてもらって一緒に成長ができる。習い事も、そんな価値観が共有できる素晴らしい機会が持てる1つの方法になるはずです。

親子でトキメキを感じるものを一緒に楽しむのもおすすめ

子どもがトキメキポイントを感じることの次に、もう1つの選択肢として挙げたいのが、親子で一緒に楽しめるもの。つまり、親子共にトキメキポイントを感じられるものです。子どもが何か新しいことに向かっていく時には、モデルとなる大人がいることが、大きな一助になります。大人が心から楽しむ姿を見せて、「一緒に楽しもう」と誘うと、子どもも安心して一歩を踏み出せるものです。

私は、保育士さんを対象に話をする際に、「サイではなく、ゾウにしましょう」という話をします。これは語尾を表したもので、子どもに「やりなサイ」「こうしなサイ」と言うのではなく、「(一緒に)やるゾウ!」と語りかけなさいということです。親に対しても、同じことが言えます。一緒に楽しめることを始めることで、親子の会話が増えたり、子どもも大人もお互いに刺激し合えたりすると、家族の時間も豊かになり、さらに上達も早くなるのではないかと思います。