【パパ大学レポート】第3回入門講座「もっとパパと遊ぼう!五感を磨く紙育・木育&子どもの写真をステキに飾ろう!スクラップブッキング講座」
10月3日(土)、パパ大学入門講座が開催されました!
パパ講座では、パパが子どもたちと一緒に遊ぶ機会を持ってもらうため、紙や木を使った工作に挑戦! ママ講座では、子どものかわいい写真をレイアウトして、オリジナルのアルバムを作るスクラップブッキングを体験してもらいました。
パパ講座前半は、和紙を使ったオリジナル・フォトフレーム作り!
まずは、和紙職人のWarabi Paper Company 千田崇統さんに、和紙を使ったフォトフレーム作りを教えてもらいます。和紙がどうやって作られるのかお話を聞いた後、好きな色の和紙を選んで、工作スタート! 和紙を手でちぎって、のりでペタペタと貼っていくだけなので、小さい子でも簡単です。
ちぎった部分の質感や、和紙を重ねてできる色合いが折り重なって、どの子のものもとてもキレイにできました!同じ和紙を使っても、できあがりはみんな違うのがおもしろいですね。
紙の原料・こうぞの木でおもちゃを作ろう!
後半は、木工職人の共育工房IPPO 福島計一さんによる木工体験。今回は、和紙職人の千田さんとのコラボレーション企画ということもあり、こうぞの木を使って木のおもちゃを作ります。紙の原料となるこうぞの木。しかし、紙にするのは木の皮の部分で、皮を剥いた後の木は多くが捨てられてしまうそうです。
まずは、この木を紙やすりで削って、ツルツルにしていきます。子どもたちはもちろん、パパたちの方が熱中して削る姿も。子どもたちも、初めて触るこうぞの木の触感がだんだんと変わっていくのを肌で感じることができる、貴重な体験です。ツルツルになったら、舐めても安心の米油を塗って完成!
遊び方も簡単! 両方の先を指で持ち、ピンと弾いて飛ばします。誰の木が一番遠くまで飛ぶかな?なかなかコツを掴めず四苦八苦するパパや、パパが飛ばした木をうれしそうに取りに行く子など、みんな楽しい時間を過ごしました。
最後に、木から私たちの身近なものが作られていることを説明する、福島さんの分かりやすくやさしいお話で、講座は終了。今触れている木がどこから来て、どんなものに変わって生活の中で役立っているかを、親子で体感しながら学ぶことができました。
ママ講座では、普段自分の時間が持てないママが、アルバム作りに没頭!
ママ講座では、スクラップブッキング工房くろっぷ・あんの若原法子さんが、アメリカ発祥のペーパークラフト“スクラップブッキング”をレクチャー。スクラップブッキングは、お気に入りの写真を思い出とともにキレイに残すことができます。
最近はデジカメやスマートフォンで写真を撮影することが多く、なかなか写真をプリントして見返すことは少ないという人も多いはず。若原さんは、写真を見返しながらスクラップブッキングをすることで、その時の思い出を振り返り、気持ちを込めて残すという機会を持ってほしいと話します。
スクラップブッキングでは、写真を長期間保存できるように、酸性物質が入っていないアシッドフリーのペーパーを使用。今回は、若原さんの作ったサンプルを参考に、オリジナルのキットを使ってチャレンジします。悩んでいるママたちに、写真を生かす配置や色合わせなどを若原さんがアドバイスして回ります。
出来上がっていく作品を見ると、同じパーツを使っているのに、全員がオリジナリティあふれるものに! ママたちも「普段は写真を撮っても撮りっぱなしになっているので、こうして飾れるようになるのはうれしい!」「なかなか好きなことに熱中できる時間は持てないけれど、今日は自分の時間を楽しめました」など、満足感が伝わる声が聞かれました。